両忘

カテゴリ:お知らせ、個展など( 72 )

iaf shopで作品展示中。

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ご無沙汰しております。
約一年ぶりのブログ更新となってしまいました。

2月19日(木)より、福岡での展示でお世話になっている「iaf shop」で、現在作品を展示させていただいております。会期は次の展示が入るまでということではっきりはわからないのですが、おおむね今月中旬までとのことです。他の作家は生島国宜さん、江上計太さん、中尾葉子さん。ぼくは制作進行中のスクラップブックから作品を選ばせていただきました。在廊予定はないのですが、自分のやつはともかく、他の作家の方々がすばらしいの間違いないなので、ご高覧いただければうれしいです。

開廊時間は通常のiafの営業時間に準じます。詳しくは....
iafのホームページ
佐藤さんのブログ「うるさいギャラリー」でご確認ください。

どうぞ、よろしくおねがいたします。

あとこのブログ、すっかり更新がなくなってしまったのですが、引っ越しをするつもりでいるんだけどいろいろ煮詰まるところもあり、放置したままになってます。日記や作品の更新などは、facebookのほうでちまちまやっておりますので、よければそちらのほうもご覧下さい。友人申請承っております。
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by ksksk312 | 2015-03-01 22:46 | お知らせ、個展など

『狼』20号

横浜の詩誌『狼』20号に作品を提供しました。
表紙に使っていただいてます。
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主宰者、光冨いくやさんのサイト

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by ksksk312 | 2012-12-06 00:01 | お知らせ、個展など

展覧会が終わった後に。

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国立医療センターでの展示が終わり、作品が戻ってきた。パブリックスペースでの2ヶ月、長丁場ではあったけど、作品に損傷は無く、備品類も欠品はなかった。ほっとしています。作品を見ていただいた方々、ありがとうございました。

ノートに少し感想も書いてあって、読ませていただいた。

素材の使い方が面白いなど…好意的な感想もあったけれど、どちらかというと否定的な感想が多かったように思う。「わかりません」「何を表したいの?」「雑」「訴えるものがない」など…。なかには、ノート1ページにわたって、コラージュも塗りも構成もだめ。伝わらない、作品が生きていない、となにからなにまでダメという辛辣なコメントもあった。ありがとうございます。しかしここまで書かれると、さすがにエネルギーを奪われる。仕事は殴られて覚えるもの、と勝手に尊敬している方から聞いたことがあるが、たしかにいま殴られている。ぼくはなにを覚えればよいのか。

昨年は心理的にも経済的にも青色吐息で、辛い一年だったけれど、今年も同じような状況が続いている。人間力がある人だったら、一年もあれば新しい制作を始めたり、仕事を見つけたり恋人を見つけたり…再出発ができてると思う。しかし、ぼくはまったく浮かび上がれない。芸術的な力量はもちろん、生活力、コミュニケーション力…ぜんぜんだめで人間力が無いのだろうと思う。それでも、心が壊される覚悟でこの世を生きていかねばならない。少しだけ休んで、自分にひどいことをしてきた世の中にまた向きなおり、頭を下げるのだ。そんな中での制作は、古い壁にこびりついた粘着テープを、根気づよく剥がしていく作業のようだ。ときどき泣きそうになる。

次に展示をする機会があるときは、作品はじめて展示をした頃のような「よろこび」を取り戻したいと思っている。自宅では萎縮していた作品が、展示をされると生き生きとして、独自に呼吸をはじめる。作品が媒介者となって、見てくださる方と自分とをつなぎ、エネルギーが廻る感覚。それは作品が「作家」に与えてくれるかけがえのない「恩寵」だったし、作品とは人の目に触れて初めて作品なんだと、強く思い知らされた瞬間だった。

しかしながら、ここ数年の展示では、そのような作品を媒体とした恩寵をあまり感じないようになってきた。いつのまにか「場所」や見てくださる方への信頼を失っているのか、エネルギーが廻らず、作品が息苦しそうにしている。作品は、こちらにどうにかして欲しいと求めているのだが、こちらも苦しい。無力で何もできない。どうすればいいのかわからないけれど、まずは休んで自分の中に「よろこび」を取り戻したい。見直すべきところは見直し、また制作に戻る。悪いことはできるだけ考えないようにする。

PLZ keep on challenge !!
Cool collection : B love your style.

ノートのなかにあった言葉である。
外国人の方が書いたのか、それとも日本人か。

最初の「PLZ keep on challenge !!」は、走り書きだったこともあり、実は『プリーズ・キープ・オン・コラージュ」と読み違えてしまった…笑。でも、そのフレーズ。面白いと思ってます。頭に刻み付けました。「keep on my collage !!」。そして「Be love your style」。自分のスタイルを愛せよ、というのは自分への信頼を失うな、そういうことだと思う。そうだよね。
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by ksksk312 | 2012-11-30 00:02 | お知らせ、個展など

個展のご案内。

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「志久浩介展」

2年ぶりの個展がはじまりました。
コラージュやドローイングの平面作品、13点を展示しております。

会場、国立長崎医療センター10階ギャラリーホール
   (長崎県大村市久原2丁目1001ー1)
会期、2012年9月25日(火)~11月26日(月)
   (会期中無休)

交通アクセス、車の場合、長崎自動車道大村インターから約15分。
       公共交通機関の場合、JR大村駅(大村線)下車。
       大村バスターミナル(駅から徒歩数分)より、長崎県営バスに乗車。
      「長崎医療センター」にて下車、徒歩1分。
      (医療センター方面へは、1時間に4~5本のバスが出ています)

       長崎医療センターの交通アクセスのページ
       

ギャラリーホールへは、正面玄関、もしくは救急外来入口より中に入り、ロビー奥の一般用エレベーターにて10階までお上がりください。エレベーターを出て右手がギャラリーホールです。(10階に病棟はなく、レストラン、ギャラリー、屋上庭園などがあります)

オープンスペースなので、決められた開廊時間はありませんが、病棟の面会時間が19時までとなっていますので、それに準じていただければよいかと思います。

以上、よろしくおねがいいたします。


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by ksksk312 | 2012-10-22 00:52 | お知らせ、個展など

展示をめぐる覚書

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昨年はまったく展示の機会はなかった。ブログの更新も止めてしまった。作家の看板を下ろしてもおそらく誰も気づかないし、誰も困らない(おそらく自分自身も)。自虐的な言い方をすれば、アート独居老人。それでも何かしら描いていたのは、創作への快感原則があったからだと思う。しかし、日々生まれている作品にどんな未来があるのか、自分が死んだら処分されるだけか、悲観的なことばかり考える。

刺激しあえる同士も無く、身を寄せるコミュニティも無く、世の中にうまく露出できず、結果として反応もフィードバックもない。そうなるとこういう苦しみを抱えてしまうわけだが、そんな作家は自分だけではないということはわかっている。これには特効薬は無い。作家を続けたければ、誰も声をかけなくても露出していくしかない。迷ったら、やらないよりも「やること」を選ぶ。ご褒美は出ないかもしれないが、発見はかならずある。運が良ければ出会いもある。

今回、知人からの情報提供で、国立長崎医療センターのギャラリースペースを利用させていただくことができた。広いだけでなく壁面も設備もしっかりしていて、平面作品の展示スペースとしては申し分ない。というか、かなりの穴場です。病院のパブリックスペースなので、現代美術やモダンアートがシビアに展示されてきたところではないけれど、今までこれだけ広いスペースで展示をしたことがなかったので、経験を積むにはうってつけだと思った。暗中模索での状態でも(繰り返しになるけれども)展示をすれば何か発見がある。制作に行き詰まって何度も投げ出しそうになったが、やり遂げてよかったと思う。

作品は13点。米袋(大きいサイズで描くとき便利な支持体。耐水性があって強い。米ぬかの匂いをとるのが大変だけど)に描いたものを6点。そのうち、今回の展示のために制作したものが4点で、2点は過去に展示したものになる。残りは、快感原則にしたがって日常的に制作しているコラージュやドローイングである。実は、紹介してくださった知人から「病院なので、エログロ、死や血を連想させる作品はだめ」と表現内容についての注文がついていた。表現に規制がかかってよい気持ちのする作家はいないけれど、パブリックスペースなのでしょうがないとは思う。いちおう作品の傾向については画像を提出して説明。病院が作品にNGを出したら撤去も良し。アウエーの戦いと思って受け入れることにした。

結果的には、今回の作品はエログロに相当するものはほとんどないです。自主規制したわけではない。今回の「米袋」にはエログロ系の作品を描いたことが無くて、流れの中で「出て来なかった」ということなんだと思う。意識的ではなかったけれど、自然とポップでグラフィティっぽい(かな?)作品になったのは、病院というロケーションが頭にあったからか…。(蛇足になるが、昨年から力を入れているB4紙のドローイング、そしてコラージュブック。展示する方向で検討したが、迷ったあげく見送ることにした)

展示作業については、非常にスムーズに進んだ。

作品の位置決めに1時間、展示作業に2時間くらい。もともとその程度の作業時間しかないのはわかっていたので、作品を絞り込んできたのがまずよかった。それと、今回のスペースのように縦に細長い空間での個展は初めてであったが、とても展示がやりやすくて、おどろいた。
たとえば、(広さにもよるが、福岡のIAFのように)同じ平面で四方を囲む正方形の空間だったら、壁面と壁面がおなじ力で引っ張りあい、ニュートラルで閉じた空間になるようだ。そこに作品を入れるのは本質的に異物を入れることに他ならず、その上でバランスよく展示をするのはとても難しい。しかし縦長の場合だと、壁面ひとつひとつの独立性が強く、他の壁面とのバランスに囚われる必要はあまりないように思った。壁面ひとつひとつに完結した世界があり、作品の納まりがよくなる。

IAFだと、縦横が3メートル、高さが2.5メートルの空間で、閉じた立方体の中に入ったような感覚があった。展示は、2次元の壁面に作品を貼り付けるというより、3次元である立方体の空間に作品を配置するという作業になる。4つの平面があるのではなく、1つの空間しかないということ。平面は空間の構成要素に過ぎないので、バランスよく展示できるまで試行錯誤の連続、ほんとにエネルギーを使う。いまから思うととてもむずかしい作業で、実はIAFは展示難易度の高い空間だったのだと、今回はじめて気がついた。広い空間で新たな経験を積むつもりだったが、むしろIAFでの修練が生きていると認識させていただいた次第だ。感謝である。

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搬入する日の朝。気づいたこと。

深夜まで(煮詰まったり、火事場の馬鹿力的にはかどったり)制作をして、その後タイトルカードや備品をチェック。梱包作業をして少し眠ったら朝である。荷物を抱えてバス停のベンチにすわっていると、目の前に大きなクスノキが見えた。卒業した中学校の裏庭に、ぼくが生まれる前から(ひょっとすると戦前の陸軍の駐屯地だった時代から)立っている木である。疲れていたせいもあるだろうが、梢が風に揺れてさわさわと鳴る音、枝葉から洩れる朝日の煌めき、とても気持ちよかった。クスノキは大きい。そこに根を張り、自意識はなく、ただひたすら自分のいのちを生きている。人間は動物だから、そこから一歩も動けない生物になりたいと願うのはなかなか難しい。しかし、動けないから余計なものを見たり聞いたりすることはない(というか、そういう機能もない)。自然と一体であり、宇宙とつながり、じゅうぶんに生きて役割を果たしているのに、クスノキは何も知らない。無為自然にして過不足がない。

まったく穢れがない、思った。

昨晩までの作品作りに没頭した自分、この手に抱きかかえている作品。すべて塵垢に過ぎないのではないかと心から思った。これはニヒリズムだろうか。ニヒリズムかも知れないが、不快ではなかった。人間は自分の「自己」を生きていかなければならない。しかし、自己は自分にも他人にもすべてみえるものではない。だから足りないことだらけで、葛藤があり、気分の高まりもあり、作品も生まれるのだろう。それは精神と呼ばれ、立派なものだと思われているが、目の前のクスノキには勝てないなあと、思う。

「両忘」という禅の本で知った言葉が浮かんだ。欲や錯誤でうつろいやすい自己が判断したことなど、良いも悪いも無い、どっちも忘れて良い、という意味らしい。他人のことはわからないが、作品に取り組むときは、それが良いか悪いか、思いつくかぎりのことを考えている。判断はすべて直感にゆだねているつもりだが、実際はそうではない。いろいろと引きずられる。
自分の作品をあのクスノキにたとえると、クリスマスツリーのようにさまざまなものをぶら下げていると思った。まだまだネイキッドには成りきれてない。こびりついた塵垢、欲や錯誤、フィクション、そういうものが作品に反映されるのは悪いことではないが、生煮えでは駄目なのだ。あのクスノキは、クスノキ以外のなにものでもない。作品もそうあるべきなのだろう。

それでも、今回の作品にはほぼ満足しているし、展示も合格点。
展示をして、迷いのあとや消極性がみえたところはあるけれど、人前に出した以上、忘れないといけない。
クスノキのことを心に留め置きながら、次のことを考えています。
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by ksksk312 | 2012-10-21 01:12 | お知らせ、個展など

再起動

ブログの更新が出来なくなってから、あっというまに半年です。
ほとんどアクセスはありませんし、どうするかいろいろ悩みましたが、
やはり再起動することにしました。ぼちぼちやっていきます。

個展も始まっておりまして、そちらの告知も行いたいと思います。

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by ksksk312 | 2012-09-28 02:19 | お知らせ、個展など

狼19号

文芸誌『狼』19号の表紙に作品を提供いたしました。
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主宰者、光冨いくやさんのサイト
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by ksksk312 | 2011-11-30 19:49 | お知らせ、個展など

twitterを始めてみました。

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つながっているのはまだ数人の方となんだけど、それでもこんなに言葉が飛び交うのかとおどろき、人間は饒舌なのだなとしみじみ思いました。 掲示板や日記のコメント欄が一対一というか、喫茶店で向き合って話し合うようなものだとすれば、ツィッターはパーティで集まってがやがやおしゃべりするような感じがします。

大勢の人間に混じるとたいてい存在感が消滅するたちなんで....涙、ツィツター空間は正直向いてなさそう、というかさっそく疎外感も感じておりますが、あまり人の目など気にせず、自由にいろいろやってみようと思います。

ユーザー名はkosuke_shikuです。
気になる方、遊びにきてください。よろしくおねがいします。

++
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by ksksk312 | 2011-10-13 00:21 | お知らせ、個展など

旋律

佐世保市の詩誌、『旋律』に作品を提供させていただきました。
入稿が毎回ぎりぎりでご迷惑をおかけしているところです。
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ところで。

ブログの更新、滞り気味で申し訳ありません。

いい音楽を聴き、犬と遊び、たまに展覧会に出かけて知人と会う。。
地味ですが、それなりに充実した日々を過ごしております。

旧大賀APスタジオの皆さんと出かけた嬉野秘宝館....♪
写真もたんまり撮ってるので、ぜひご紹介したいです。お待ちあれ....笑。
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by ksksk312 | 2011-06-29 22:56 | お知らせ、個展など

よいお年をお迎えください。

すっかりご無沙汰しております。
ブログの更新が何ヶ月も停滞してしまい、申し訳ないです。

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依頼を受けて、詩誌のための作品を描きました。
ひとつは、光冨いくやさん主宰の『狼+』、もうひとつは長崎ラメールの会が発刊する『旋律』です。機会をいただき感謝です。

今年は思いもよらないアクシデントも経験して、作家としての生き方とか、日常生活もふくめた制作に取り組む姿勢とか、いろんな問いを突きつけられた一年でした。来年は作品の制作はもちろん、自分自身人間としても日々更新していければと思う。目標としては新しいポートフォリオを作ること。根性入れたい。


よいお年をお迎えください。
ありがとうございました。
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by ksksk312 | 2010-12-31 20:51 | お知らせ、個展など