新しい悲しみ。
水曜日の夢。
増水した川に愛犬(白い犬)を落としてしまった。「おおい!おおい!」。
助け出すために、ジャンプ。向こう岸へ。....それから記憶が無いのだが、いつの間にか....びしょ濡れの犬を抱いていた。よかった、愛犬だ、と思ったがちがう。それは別の白い犬だ。ぼくが川に落とした白い犬ではない。別の犬が溺れていたのだ。流れてしまった愛犬はもう見つからないだろう。ただただ、悲しい目をして震えている犬を抱きしめるしかない。
最近のこと。
ネットでいろいろとストレスが溜まるようなことがあった。たいしたことはないと思っていたのだが、心のキャパを越えていたようだ。水曜日、お寺からの帰り、自宅に戻ってからひどい疎外感(神経衰弱)に襲われる。数ヶ月ぶり、相当ひどいやつ....やっぱり、無理をしてストレスを溜めていたようだ。
こういうときは死ぬ思いをしてでも食事して、夜なら睡眠、昼なら日光浴。お天気がよかったので、外に出て枯れた秋桜をもぎ取る作業。元気なナナを見るとセロトニンもどんどん出て快復することができた。
犬の夢で感じたこと。ぼくの「悲しみ」は、(癒されることなく)手の届かないところにいってしまった。いまは新しい「悲しみ」を抱きしめている。それでいいのだ。こいつと一緒に歩いていこう。そういう気持ちになった。
金曜日、オシム監督倒れるの報。
ジョホールバルの歓喜から10年目のこの日に、こういう事が起こるなんて。
もう悲しい出来事はいらない。ご快復を衷心よりお祈りいたします。
by ksksk312
| 2007-11-18 00:02
| 或る日